秋田労働局が「コンプライアンス・チェックテキスト」を作成しました。
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狙いは、
「労働行政が所管している労働関係法令に関して、事業主の皆様に最低限遵守することが
必要な事項について点検していただ」くこと。
募集・採用から始まり、解雇・退職まで78項目。
それぞれ「知っている」と「クリアしている」という2つのレベルでチェックができ、その根拠と
なる法令、相談窓口、参考資料が挙げられています。
また、項目の合間に補足情報が載せられており、知識の整理、実施業務の再確認としては
取り掛かりやすいのでは、という印象を受けました。
この案内の中でも「近年労使間の個別紛争が多様化しており、その内容を見ると、基本的な
法令についての理解が不足していることが要因であるものも少なくな」いと記載されている
ように、やるべきことをやっていたらそもそも揉めることはなかった、もしくは差し込まれても
押し返すことができた、という例は多々あります。
トラブルに対処することは、時間もお金もエネルギーも浪費してしまいます。
やはり事前に打てる手は打っておきたいですね。
また、これからは「労務監査の時代」がやってくると言われています。
自社の労務管理体制を定期的にチェックするのが当たり前になっていくことが見込まれます
ので、習慣化するための準備を始めてもよいかもしれません。
しかし、78項目ものチェックを日常業務の合間に行うのは、実際のところいかがでしょう?
時間が足りない!という声が聞こえてきそうです。
まずは、どの辺りをチェックしたらいいのか、御社内で気掛かりとなっていることと、根拠法令
の趣旨および世の中の流れを踏まえながら、優先順位を付けるためのご相談を承ります。
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